手話と出会ってしまった!

手話でのコミュニケーションをライフワークにしたい!!そう思ったきっかけを今日は書いてみようと思う。 以前勤めていた、放課後等デイサービス(障がいのある子どもたちの学童保育)に勤めたばかりの頃、ある子どもが「はじまりの会」(学校で言うと朝の会)手を動かしている。見たこともない不思議な動きをしていた。「え、これ何・・・?」最初は意味が分からなかった。 普段は言葉を発することができなくて、意思疎通も難しいのに。この子は何を伝えようとしているんだろう????私は必死で考え、ネットを駆使して調べまくった。 ようやく分かった。どうやら、その手の動きは「手話」だった。その子は言葉を発せなくとも、「始まる」「終わる」を自分で表現して、会に参加してくれていたのだ。 あーそうか、はじまりの会の「始まり」「終わり」を伝えてくれていたのね・・・ 特別支援学校では言葉での理解が難しい子どもたちに手話を使うことがある。学校で習ったらしい。そうだったの。   その子とは意思疎通が難しい、できないに近いと思い込んでいたのは私だけだった。その子に申し訳なくて、無知な自分が消え入りたいほど恥ずかしかった。 さっそく本屋さんで手話の本を購入。独学で始めてみると、あれ・・・楽しい。 手話は「目で見る言語」なので、人の動き、物の形、漢字が語源になっている単語が多い。英語よりずっとわかりやすくて、とっつきやすい。みるみるうちに、ハマった。 私は地域の手話講座に約3年通い、聞こえない人たち、手話を学ぶ人たちとたくさん出会った。そのたびに、どんどん手話の魅力を発見し、その沼に良い意味でハマっていくが・・・ それはまた別の話。(大好きなドラマ「王様のレストラン」のパクリ。知らない人が多いだろうなあ )